Sandy Bridge愛好家の皆様お元気ですか?我が家でもサブPCとして未だにi5 2400を「めっちゃ重いからメインPCでやりたくない処理」用にブン回しています。CPU100%で処理に5日とか掛かるような科学技術計算めいた奴な。
しかし、我が家のi5はリテールクーラー(いわゆる純正クーラー)でして、うるさいわ、冷えないわ、見た目ダサいわの三重苦に陥っていたので交換することにしました。
そこで目についたのがこちら
オウルテックが2,000円ぐらいで出しているCPUクーラーその名も【斬】。近所のPCショップでは税抜1,980円でした。メジャーなサイズ社の虎徹や白虎にしたかったけど、結構値段張るしなということで、安いオウルテックのこいつを試してみることに。
虎徹の箱と並べてみた感じ。
内容物はこんな感じ。ファンはあらかじめセットされています。台座と台座をマザボに固定するためのピンが4本。そしてグリス。グリスは別途お買い求めくださいだと面倒なので、付属してたほうがいいよね。OCするわけでもないのでグリスや熱伝導率こだわりはない。
ちょいとアップで。台座はマザボのCPUクーラー用の穴に4か所差し込んで、ピンを押し込むことで固定されます。車をいじる人にはわかると思いますが、内張り用のクリップのイメージに近いかな。押し込むと奥側が広がって固定されるタイプの奴です。ヒートパイプは直接CPUのヒートスプレッダに触れますので、放熱は割とちゃんとやってくれそう。
ということで取り付けたの図。Ryzenのクーラーみたいに2か所をひっかけるタイプでした。あまり力も必要とせず固定完了。ガッチガチに固定されたほうが何となく安心感がありますが、硬すぎると取り付けが大変ですので、この辺はトレードオフというか、お好みでしょうか。
で、温度変化ですが、俺が使う「やったら重い処理」では90度まで行っていたんですが、65度ぐらいで安定する結果となりました。ただ、リテールクーラーのグリスもだいぶヤレてましたんで、斬がめっちゃ効果的なのか、リテールが単にダメだったのかは今となっては不明です。ただ、音は割と静かなほうかと。
というわけで、とりあえず安めにCPUクーラーを買い替えたいという方には悪くないんじゃない?というレビューでした。
ちなみに取り付けた後に、ケースはThermaltakeのH18に買い換えました。さらにヤフオクで落札したi7 3770にも載せ替えました。i7にも斬を使ってみましたが、同じ処理で75度前後になってしまう結果に。
斬の能力が足りていないのか、はたまたi7のコアとヒートスプレッダの間にあるグリスが劣化したハズレ品だったのか分からないので、近々i7の殻割をしてみようと思います。それでも効果なければ虎徹かなあ。