長らく愛用していたPebble Timeですが、超気に入ってはいたものの少しずつ飽きてきたので、新しいスマートウォッチに買い替えることにしました。いろいろ検討した結果、Amazfit Paceに決定。半年ほど使ってみたレビューを書いてみます。
まず、スマートウォッチで俺が求める機能は
・通知を確認できること
・タイマーをサクッと設定できること
・バッテリーが長持ちすること
の3点。
通知はマスト。電話の着信だったり、メール着信だったり、仕事中にサクッと確認できるのが、何より重要です。よくスマートウォッチで売りとされているフィットネス機能は特に求めません。そしてタイマーをサクッと設定できること。Pebble Timeではハードキー(要はボタン)が4つついていたので、このあたりの設定が本当に容易で、「会議の5分前になったらブルブルさせる」という使い方が超絶便利でした。そしてバッテリー長持ち。これは当然短いよりも長い方がいいわけで、初代Apple Watchのように毎日充電するなんて、5日ぐらい充電せずに使えていたPebble Time使用者からしたらありえない。しかもPebble Timeは画面が消えずに常時表示されていますから、同等の機能もあればなおいい。
ということで探したら、Amazfit系列が「常時表示」でなんかよさげ。安くて有名なのはAmazfit Bipの方ですが、液晶やフォント表示が少し微妙な気がしたので、マイナーだけど画面が奇麗そうなPaceにしてみました。Pebble Timeのハードキーに慣れた身としては、タッチ液晶が使いこなせるか不安ではありましたが、さて結果はいかに。
というわけで、購入してバンドをメタルバンドに変更してPebble Timeと並べて見た図。Pebble Timeもそうですが、仕事でも使うので必ずメタルバンドに変更しています。
余談ですが、好きなメタルバンドはMETALLICAとChildren of BodomとBabymetalです。Babymetalは興味なかったけど、ROR聞いたらギターコピーしたくなり、弾いてたら結局はまっちゃいました。RoRは3年ぐらい練習してますが未だに完コピできておりません。テンポ210で16部は辛い。何の話だ。
若干Paceの方が大きいですが、使ってみたところ特に気になりません。Yシャツからいい感じに顔をのぞかせます。どちらもウォッチフェイス(時計画面のデザイン)を変更していますが、Pebble Timeで使っていたウォッチフェイスはPebbleアプリからカラースキームを自由にいじれるし、右半分に時計を表示させられるし気に入ってました。右半分に時刻が出ていると、Yシャツからちょっとはみ出した状態で時刻見れるので会議中とかすんげー重宝していたのです。
さてPaceの使い勝手ですが、上で挙げた目的3点はバッチリでした。通知はTwitterのサンプルです。Pebbleでは文字が一部不完全でしたが、Paceはちゃんと読めています。
↑拡大してみたの図。Pace奇麗よね。LINEもおんなじ感じで、LINEの緑のマークとともに、本文がここに表示されるのでバッチリです。
タイマー機能もタッチ液晶越しでの設定となりますが、ボタンをポチポチせずに設定できるのでPebbleよりも使いやすいかも?もちろん平日設定や、1回設定や、繰り返し設定や、複数設定も可能です。なので、毎日決まった時刻に起きる、平日は決まった時刻に仕事に手続きをするといった場合にブルブルさせることが可能。これよこれ、これができないとスマートウォッチの意味ないのよ。時刻を見るというのは当然の機能で、プラスアルファでどこまで役立ってくれるかが個人的には重要なのです。
ウォッチフェイスは星の数ほどネットで公開されていますが、気に入っているのはこちらのExacWorksさんのものです。デジアナ必須、歩数、バッテリー残量、そして日付と。これ完璧や。
あれ?今見たら自分が使っている奴がない。公開終了したのか?バックアップとっておこう。ウォッチファイスは大量に大量に公開されているサイトもありますが、微妙なデザインの物も大量に大量にあるので、よさげな奴を探すのに疲れてしまいます。上記のサイトは本当にCOOL!な奴しかないのでお勧め。まー、大量のサイトの方ならOmegaとかROLEX、casioなどのなんちゃってフェイスもあるので、お遊びにはいいかなと思います。
メタルバンドは必ず本体色に合ったものをAmazonで適当にポチってます。今回買ったのはこちら。Pebbleでつけていたものは割とペラペラぎみな触ると安っぽさが伝わる奴でしたが、こちらはSEIKO5よりもしっかりしたコマになっているので、安っぽさはなかったです。何よりブランド名がNotoCityってのがいいじゃない。能登市。石川県っぽい名前ですが、能登市は存在せず、能登町しかない模様。なんなのNotoCity。ワンタッチ式なので取り付けは簡単なバンドですが、コマ調整は上の方の画像に出ていた時計固定具があった方が楽でいいと思います。ピン外すときに指に刺さったりした経験が10回ぐらいあるので。
で、フィットネス機能はいらないと書いたのですが、会社まで毎日3㎞歩くことになったので、結局フィットネス機能も愛用しちゃってるっていうね。ActivityLogだったかな、運動時間あたりの心拍数強度の割合グラフとか、心拍数グラフとか見れたり、1㎞ごとに通知してくれたり、時計の液晶で歩いたルート図が見れたり、ほんとに何なの?っていうぐらい多機能。結果、歩数稼ぎたくなったりして、2か月で4キロ痩せたっていうね。
いい点ばかりだとアレなんで、ここがイクナイ!という点を挙げるとするならば、充電器が取り付けづらいです。Pebbleはマグネットでカチっと簡単に付けられましたが、Paceは専用の台座がやや硬いプラでできているので、押し込むのが面倒です。充電器をはめこむ位置も「ここでええのか?ええのんか?」とさぐりながらやる必要があるのでここがマグネット式ならなー!と思います。ただ、常時液晶で時刻見れるのにバッテリーはアホみたいに持つから4日に1回ぐらいしか充電しないのであんまり気にならんけど(あと、充電が超早い気がする。すぐ100%になる)。
というわけで、長くなりましたが俺の結論。
Pace、買って正解だった。Pebble Timeの代替になった。可愛さは減ったけど、Paceは充電持ちがPebbleと同じぐらいなのに、使える機能が増えた。
追記:デジアナのWatchfaceは、こちらのページでした、、失礼。