別にAsrock信者じゃないんだが、TwitterでAsrockの中の人をフォローしたら自作erの投稿がものすごく流れてくるようになってしまい、まるで洗脳されたかのように「ワイも自作PC組みたい‼」と思うようになってしまいました。
※最後に今回購入した商品をまとめてご紹介しています。
昔、AGPバスが全盛だった頃はまだ自作の知識も豊富だったのですが、すっかり時は進んでしまい、聞いたことのない「M.2」やら「x16スロット」やら「やたら巨大なグラボ」やらイチから勉強しなおすことに。
どうやらAMDのRyzenが流行しているっぽい。これまでIntelいっぽんで生きてきた身なので、たまにはAMDもいいかなとも思ったのですが、動画編集する際にRyzenだとフリーズする事もあるらしい?某youtuber吉田が言っていたので、やはりIntel系とすることに。
とすると、i5かi7か、第8世代か、第9世代かということになりますが、せっかくなら第9世代にしたいと思ったので、高すぎず安すぎずの「Core i5 9400系」にすることに。安い「i5 9400F」もあったけどオンボードグラフィックが無いようだったので、普通の「i5 9400」としました。
なぜオンボードグラフィックが必要だったのかというと、ちょうどマザボのタイムセールをやっていて、「グラボをどれにしたらいいかまったく分からん!!」という状況で、変にグラボを買ってしまって後悔するぐらいなら、オンボで最初は妥協して、後でゆっくり考えてグラボを買いたいと思ったからであります。グラボに問題生じてもオンボがあれば対応できるしね。
で、CPUはi5 9400にしたとして、次はマザボとなるわけです。正直なんでもよかったのですが、「ピカピカが流行ってる?あんまりピカピカいらねえな」「やっぱり昔から慣れ親しんでるASUSか」「せっかく自作するならmicro ATXじゃなくてATXだよな」「デザインかっけえのがいいな」「m.2ってやつ使いたいからそれ2個はつけたいな」という感じで、ASUSのPRIME Z390-Pというやつに決定。たまたま時間限定セールとやらでAmazonで2,500円引きだったのも後押しでした。
このマザボ、光るには光るんですが、左はじの線の部分と、スロットのレバーの二か所がオレンジに地味に、地味ーに光るだけです。デザインは昔だったら派手だと思いますが、現在ではどちらかというと地味な部類ではないでしょうか。しかしこの放射線状のラインがすごくかっこよくないですか?金属部分はチップセットを冷やすのかよくわからんけど、昔はこういうのなかったからあるだけでもかっこよく見えてしまいますね。SATAは6個ぐらいほしいなと思ったけどそこは4個で我慢。
ストレージはM.2。PCIやらNVMeやらよー分からんとなりかけましたが、MVNOみたいなNVMeとやらのほうが早いということで、シリコンパワーの512GBをチョイス。なんでもよかったので、シリコンパワーにした理由は特にありません。熱が怖かったので、350円ぐらいのヒートシンクも買っておきました。Youtube見ると、M.2って爆熱っぽいし、やっぱりあったほうがいいみたい。
メモリは16GB。検索して出てきたTEAMのやつをポチリ。これも特に理由はありません。ピカピカ光らないのを選択。
ケースはこだわりたいところですが、ここはネットで見た「Thermaltake Versa H26」で最初から決めていました。むしろThermaltake Versa H26を使ってみたい!と思ったから自作を考え出したぐらい、このケースはええ感じに見えたんです。実際、評判通り良かった。何より安いしね。ホワイトモデルも超COOL!黒いPCケース嫌いなんですよね、ホコリ目立つし。
電源は今も昔も容量の違いがよー分からんですが、あんまり激しいことはしない想定なので、Thermaltake 600Wにしました。電源って壊れたことないんだけど、プラチナとかゴールドとか使うとなんかいいことあるのかな。ググる気力も起きなかったので、未だによくわかっていません。
OSはWin10HOME。光学ドライブはCDをMP3にしたりするし、ASUSの2,000円のDVDを。ということで5インチベイがあるThuermaltake Versa H26はやっぱりいいよねえ。シャドウベイに3.5インチ2個置けるし、SSDも壁に貼り付けられるし。
ということで組みあがりの図。やはり男というのは、こういうメカメカしく、プラモデルちっくな作業というのは心躍るものだな。水冷とかピカピカなど、流行りのパーツは全然つけていませんが、それでも個人的にはなんとカッコいいものかとしばらく眺めて楽しめました。作業自体はケースの裏配線とやらが超絶便利で、昔のようなケーブルごっちゃごっちゃにならず、非常にスマートに組むことができました。便利な世の中になったものじゃ。
で、さっそくWin10をインスコしてみて使ってみたんですが、想定通りサックサクでした。Youtubeの4K動画もこれまで使っていたPCではカックカクでしたが、サックサクに。4K動画見ていてもCPU使用率も全然余裕の20-30%。ゲームは特にやらないんで、動画見たり音楽聞いたりWEB閲覧したりする程度では何ら支障ない(むしろサクサクすぎるぐらい)感じに仕上がりました。もちろん上を見ればCPUは何倍もよいのがありますし、オーバークロックさせたりという人もいるのでしょうが、普通の人にはこのレベルでものすごーく快適に使えるので変にi7 9世代とかに背伸びせずにi5で十分だな、と思いました。向こう何年使っていくかは時代がどうなるか次第ですが5年ぐらいは余裕で持つんじゃないかと。
いやー、満足。
とはいえ、グラボ買わなかったし、グラボ買っとくか。
・・・高いなおい。違いもよく分からんので、ベンチ結果やらYoutubeやらを見て、よく売れていそうなMSI Radeon RX 570に決定。1万円台でまずまずの性能っぽいのでこちらで。ま、ゲームやらないしとりあえずこれでいいかーという感じです。グラボに何万も出すならプレステ買うわということで。
で、ピカピカは嫌だと思っていたのに、ケースの青色純正ファンがどうも気に食わなかったので「どうせ光るならオシャンティに白く光れや!」ということで光るケースファンも買ってしまいました。早くもピカピカいらない教から脱退です。本当にありがとうございました。
※排気FANの前後が逆だったので後で直しています
で、最終形態です。3個入りの白色ファンを買ったので、前に2つ、後ろに1つつけています。グラボは特にロゴなどがなくかえって控えめで大人の自分にはよろしいかと。とはいえさりげなく見えているヒートパイプが趣深くてよい感じです。
サイドパネルをつけて、設置場所で使っている風景です。サイドパネルのペリペリはスモーク具合がいい感じに見えたので、あえてそのままにしています。剥がれかかっている部分もないので、これが本来の姿っぽく見えます。透明にしててもPC使用中はそもそも中見ないしな。白色ファンが逆に目障りになりそうなので、ほわーんと見えている現状が一番良い気がします。
それではAmazon購入履歴で今回いくらかかったか計算してみましょう(初めて電卓をたたく)
i5 9400 ¥23,483
電源 600w ¥4,344
PRIME Z390-P ¥9,500
M.2 512GB ¥9,810
DVD ¥2,000
Win10 ¥16,667
M.2ヒートシンク ¥359
メモリ16GB ¥8,989
ケース ¥4,101
グラボ ¥15,775
ファン ¥1,680
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¥96,708
という結果となりました。ま、グラボとファンなしでも十分サックサクでしたので、グラボとファンを除きOS込み79,253円という価格で十分すぎるほどのサクサクPCが作れるかと思います。
i5 9400ってどうなのか、ネットに全然レビューがないPRIME Z390-Pってどうなのかと不安だった部分もありますが、現状不満は全くありません。安いPRIMEシリーズでゲームPCではなく普通に組みたいという方にはオススメできると思います。いい歳した自分には禍々しいマザボは不要かな、でもちょっと見た目カッコいいほうが気分的にいいなという人にはZ390-Pは全然オッケーですyo
動作は自分が買った組み合わせでは今のところ不具合は特に起きていません。この組み合わせが正解かどうかは人それぞれかと思いますが、似たようなスペックで考えている人の参考になれば幸いでございます。
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そして月日が経過して、、、、こんな感じになりました。
ぺりぺりも結局はがしてしまい、中身見せてピカピカいいね教となってしまいました。ネットで見かけるかっこいいカスタムPCはなぜかっこよく見えるのか研究した結果、ど太いATXケーブルやグラボ補助電源がスリーブケーブルだとカッコいいことに気づき、さっそく導入。
白x黒のスリーブはどうかな?と思ったけど、結果良かった気がします。
あと、スリーブ化すると、他のおしょぼいケーブル達がだらしなく見えたので、
ファンのちんちくりんケーブルをスリーブケーブルに変更。CPUクーラーの左側の黒いやつです。ファンのケーブルは細いうえに縮れ毛みたいにうねってだらしなかったので、極力裏配線に回るようにしました。それと、純正CPU FANケーブルの「緑!黄色!」という謎のカラーリングが目障りだったのでブラックアウト化。かっこつけてブラックアウト化とかほざいていますが、単にマッキーで黒く塗りつぶしただけです。とはいえ、配線が目立たなくなるので、効果は十分あると思います。
ということで、配線もきれいに見せつつ隠せるものは隠せたし、これにてPCいじりは終了かな?AURA Syncでしたっけ、ASUSのピカピカ機能。あれには対応していないと思っていたのですが、よく見るとマザボ上にRGB端子があって、公式ページにも「1 x Lighting Control RGB Strip Header(s)」とあるので、ASUSのソフトからピカピカをコントロールできるのかもしれません(使っていないので不明)。マニュアルにもそれっぽいことが書いてあるのでたぶん行けるんじゃないかな。
あとはこれは仕様ですが、NVMeのx4スロット(2つあるうちの上)を使うと、SATAが1つ使えなくなりますので、SATAをたくさん使いたい方はご注意ください。とはいえ、メインストレージはNVMeのM2使ったほうがいいです。Win10の起動ロゴとか1秒しか表示されず起動が爆速です。
ではでは長らくお読みいただいてありがとうございました。
以下、買ったものです。クリックで購入先に飛びます。いくつか補足をいれていますのでご参考ください。
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CPU i5 9400
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グラボ入れるなら、安い9400Fでおk
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マザボ ASUS PRIME Z390-P
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激しいことしない方には十分オススメできます。「MicroATXでもいいけど、M.2は2つ使うかもしれないし、、」という方にもオススメです。
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M.2 SSD 512GB
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ヒートシンクいれたからなのか、特に問題は起きていません。
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メモリ TEAM DDR4 2666Mhz 8GBx2枚
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適当に買ったもの。赤じゃなくて白いメモリにしておけばよかったかも・・・。
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ケース Thermaltake Versa H26 (白)
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安っぽい?いやいやとんでもない。今のところ不満なし!フロントパネルの外し方ですが、正面の一番下に手を差し込めるような部分がありますので、そちらに手をかけて力いっぱいひっぱりましょう。何度か外していますがコツはただただ「気合い」。電源の青色LEDは部屋の電気を消すと2m先の壁まで明るく照らしてくれますので若干目障り。
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電源 Thermaltakeの600W -STANDARD
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ASUSのDVDドライブ
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350円のSSDヒートシンク
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※シートが2枚入っていて、粘着性が無いほうをゴムバンドで止めて使いました。
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Win10 HOME
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グラボ MSI Radeon RX 570 8GB
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これつけてHALF-LIFE2(今更)を最高設定でグリングリンで動かせました。10年前のゲームだから当たり前。放置していたアカウントで10年ぶりにSteamにログインできて感動したのはここだけの話。
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ケースファン 白3個
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なんだかよく分からないうちに買ったけど「何か光らせたいかもなー」という自分にはピッタリだった気がします。ちょっと全体感がレベルアップした気が。風通しよくなりますしね。
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さらに追加で買ったもの
ファンのケーブルを分岐&延長できるスリーブケーブル
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これを使ってFAN3つをマザボ上に2つあるFANコネクタにつなげています。CPU FAN用のコネクタの下にもう一つFANコネクタがありますが、そちらは水冷用なので1500回転ぐらいで回ってしまいます。このマザーで3つ以上のFANを使う場合、分岐&延長にはこちらをオススメします。
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スリーブケーブル
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配線をまとめるコームもちゃんとついています。
※自作PCは自己責任で。